【自由が丘店】補聴器は一生使えるのか

日頃よりご愛顧いただき誠にありがとうございます。
猛烈な暑さが続きますが、くれぐれも体調管理に注意しておきたいところです。

さて、当店に初めてご来店いただくお客さまからよくいただくお問合せのなかに「補聴器はどのくらい保つ道具なの?」というものがあります。高額な商品なだけに、どうしても気になるところです。

補聴器は常時装用が大前提の医療器具です。基本的に起きている間は、メガネと同じように着け続けて(お風呂や洗顔など水にさらされる場面では外す)体に馴染ませることが大切だからです。

しかし、きちんと長時間使えばどうしても汗や皮脂汚れの影響にさらされることになります。その結果、補聴器内外の部品が傷んで故障が発生する場合があります。2~3年ほど使ってくると、程度の差はあれど何かしらの異常が出てくるものです。

そうした故障は修理によって改善することが可能で、多くのお客さまが直しながら補聴器をご愛用頂いています。

ただ、修理を繰り返したとしても補聴器は永久に使えるものではありません。
厚生労働省の障害者総合支援法によれば、補聴器の耐用年数は5年間であるとされています。また家電製品などと同様に、販売が終了してから一定年数経過すると修理の受付も終わってしまいます。
そのため、お客さまには購入から5年を目安として再度補聴器のご案内を差し上げています。

補聴器をご検討の皆様、あるいは今ご使用中のお客様、ぜひ参考にしていただければと存じます。

機械の耐用年数には限度がありますが、きこえの相談や補聴器のメンテナンスなどに関しては、ご来店いただける限りいつまでもサポートいたします
こまめにお手入れなどをしたり、正しい使い方を確認したりすることで補聴器を安心してお使いいただけますので、ぜひ定期的にお店をご利用ください!